不動産の保険の種類は?3つの保険や加入すべきかを解説
2024.05.01不動産を所有している場合、「どのような保険に加入すべきか」「加入できる保険にはどのようなものがあるか」で悩むことがあります。
保険の加入で悩むときは、まずは不動産の保険の種類を知ることからはじめてはいかがでしょう。
保険の種類を知り、それから加入の要否を判断するという流れです。
この記事では、不動産管理・不動産仲介を得意としている専門業者が、不動産の保険の種類について分かりやすく説明します。
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1 不動産の保険の種類は3種類!
不動産の保険には3つの種類があります。
・火災保険
火災保険とは不動産が突発的な災害・事件などで損害を負ったときに補償してくれる保険種類になります。
火災保険という名前から「不動産が火災で損害を負ったときに使える」と勘違いしがちですが、火災保険は火災以外にも水災や雪害、爆発、風災、雷による被害など、さまざまなケースに使える保険種類になります。
所有している不動産が火災を含む突発的な災害・事件などで損害を負ったときに頼りになる保険種類が火災保険だと言えるでしょう。
・地震保険
地震保険とは、地震による不動産への損害を補償する保険種類になります。
突発的な災害や事故などによる損害は基本的に火災保険でカバーできます。
ただ、地震については火災保険のカバー範囲ではなく、地震保険の補償範囲になっている点に注意が必要です。
・施設賠償責任保険
施設賠償責任保険とは、アパートやマンションなどの所有している不動産が第三者に損害を与えてしまったときにフォローしてくれる保険種類です。
不動産を適切に管理していても、雨風などによって外壁が剥離するといったケースは珍しくありません。
外壁が剥がれて通行人などの第三者に怪我をさせた場合などは、施設賠償責任保険で対応できる可能性があります。
施設(不動産)による損害・責任を補償するのが施設賠償責任保険です。 -
2 不動産の3つの種類の保険には加入すべき?
アパートやマンションなどの不動産を所有して管理している場合など、こうした不動産の保険に加入するかが問題になります。
たとえば、火災保険などは不動産にもしものことがあった場合に補償してくれます。
仮に火災保険に加入していなければ、所有者様(大家様)はご自身で資金を工面し、不動産の修繕を行わなければいけません。
火災保険などは加入が法的に義務付けられているわけではありませんが、不動産を今後も管理・運用するためには基本的に必須のような保険種類だと言えるでしょう。
不動産の3つの保険種類を理解し、リスクや「もしも」に備えて加入の検討をおすすめします。 -
3 最後に
不動産には主に3つの保険の種類があります。
保険に加入すると保険料の支払いが必要です。
ただ、いざというときの備えになることは確かです。保険種類や内容などを踏まえ、加入を検討してはいかがでしょうか。
札幌市および近郊で不動産仲介や賃貸不動産の管理でお悩みの方は、ケームラインにご相談ください。
「保険に加入すべき?」「不動産を売却すべきか、運用すべきかで悩んでいる」など、売却・運用のことで迷っている場合もお気軽にご相談ください。