仲介で不動産売却するときの諸費用は?費用の目安や内訳などを紹介
2021.07.19-
1 仲介で不動産売却したときの諸費用の目安
仲介で不動産売却した場合、売却金に対していくらくらいの諸費用がかかるのでしょうか。
仲介による不動産売却時の諸費用の目安は売却金の5%前後です。
たとえば仲介による不動産売却で家が2,000万円で売れたとします。
5%前後が諸費用の目安だとすると、100万円ほどが諸費用の目安ということになるはずです。
ただ、同じ仲介という方法を使っても、不動産売却ケースはすべて異なります。
不動産売却ケースの中には「この諸費用はいらない」などのケースもありますから、5%前後という数字はあくまで目安的なもので、事情によって変わってくると考えておきましょう。 -
2 仲介で不動産売却したときの諸費用の内訳
仲介で不動産売却したときは、仲介手数料や登記費用、税金、住宅ローンの返済手数料などが諸費用としてかかります。
主な諸費用をリストアップして紹介します。
・仲介手数料
仲介で不動産売却するときは不動産会社と仲介契約を結び、不動産会社のサポートを受けるのです。
不動産会社は売買契約の締結の間に入って売主と買主を支援したり、売却活動を通して買主探しをしたりします。不動産会社のサポートに対して仲介手数料を払うのが仲介という売却方法です。
仲介手数料は売却時の金額によって変わります。
・登記費用
不動産売却により家の権利が売主から買主に移ります。
売主の名義から買主の名義へ換える登記手続きが必要です。
登記申請の際は登録免許税の支払いが必要になります。
登録免許税とは登記にかかる手数料のような諸費用です。
・印紙代
不動産売却の契約書には印紙を貼るルールです。
印紙代は売却時の価格によって変わってきます。
・税金
仲介により不動産売却の利益には税金がかかります。
不動産売却金額から取得費や譲渡費を引いて、残った利益部分が課税対象です。
・住宅ローンの返済手数料
不動産売却する家に住宅ローンが残っており、売却に際して一括返済する場合は住宅ローンの返済手数料がかかります。
返済手数料は金融機関によって異なりますが、1~3万円ほどが目安です。
・その他の諸費用
仲介による不動産売却のときに家をクリーニングしたり、測量したりする場合は諸費用としてクリーニング代や測量代などがかかります。 -
3 最後に
仲介で不動産売却するときの諸費用で代表的なものは仲介手数料です。
ですが、仲介による不動産売却時は仲介費用以外にも事情に応じた諸費用がかかります。
不動産売却金で買い替えや相続税の支払い、資金調達などをする場合は諸費用を視野に入れないと資金計画が狂ってしまいます。
不動産売却前に試算し、諸費用についても把握したうえで不動産売却を進めるようにしましょう。
不動産売却の疑問や不安はお気軽にケームラインへご相談ください。