収益物件の入居率低下が原因の不動産売却で後悔しないためにしたいこと
2021.04.12-
1 入居率低下した収益物件の不動産売却には注意が必要
入居率低下した収益物件はオーナーの負担が増大します。
なぜなら維持管理の費用や税金の支払いは必要なのに、入居率低下のために賃料などの収入は低下するからです。
入居率低下した状態で収益物件を所持し続けると、最終的に大赤字になりかねません。
収益物件の入居率低下の場合はどこかのタイミングで物件を不動産売却することを検討することが重要なのです。
しかし、入居率低下した収益物件は、方法によって入居率を上げられる可能性もあります。
収益物件の入居率が低下したからといってすぐに不動産売却せず、まずは入居率低下を改善する方法を試してみてはいかがでしょうか。 -
2 入居率低下した収益物件の不動産売却前にしておきたいこと
入居率低下の収益物件に試したい入居率アップのための方法は4つあります。
・収益物件の周辺相場を見直す
まず行いたいのは入居率低下した収益物件の周辺相場をチェックすることです。
収益物件の賃料が周辺の似たような物件の賃料よりも高いと、入居者は別の物件を選んでしまいます。
入居者の流出にもつながるのです。
・収益物件のターゲットをしぼる
収益物件のターゲットをしぼり、入居率アップをはかることも方法のひとつです。
たとえば近隣に勤める若い会社員(単身世帯)をターゲットにするなど、ターゲットをしぼり、その世代や性別の人にとって利便性の高い収益物件にすることで、入居率低下を改善できる可能性があります。
・収益物件の管理状況を見直す
入居率低下の原因が管理状況のケースもあります。
管理会社の見直しや収益物件の管理状況を実際に目で見て問題がないか確認するなど、管理状況の見直しを行いましょう。
・どの時点で不動産売却するか決めておく
入居率低下の状態で収益物件を所持し続けると損失が大きくなります。
そのため、入居率低下の改善をはかるときは「この時点まで改善しなければ売却する」など、不動産売却によって見切りをつけるタイミングを決めておくことが重要です。 -
3 最後に
収益物件の入居率低下はオーナーにとってマイナスです。
不動産売却で即座に収益物件を手放す方法もありますが、不動産売却してから後悔しないよう、まずは収益物件の入居率低下に周辺相場の見直しなどの方法で対処してみてはいかがでしょう。
収益物件の入居率低下対策や不動産売却はケームラインへお気軽にご相談ください。