賃貸不動産のトラブルに保険が適用されるって本当?
2024.07.04賃貸不動産用の保険に加入している場合、各種のトラブル時に使えるのでしょうか。
賃貸不動産のトラブルで保険を使えるかどうかを解説します。
賃貸不動産の管理や保険加入で迷っている方はぜひ参考にしてください。
この他、賃貸不動産の管理や保険のことで分からないこと、不安なことがあれば、まずは当社に問い合わせていただければと思います。
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1 賃貸不動産のトラブルには保険が使える?
賃貸不動産のトラブルでは保険が使える可能性があります。
ただし、加入している保険や契約内容、トラブル内容により「使える場合」と「使えない場合」があります。
賃貸不動産の保険は起こり得るトラブルに関する損害や金銭的な負担などを軽減してくれるサービスです。
したがって、こうしたトラブルが想定される場合は基本的に保険への加入をおすすめしています。 -
2 保険が使える賃貸不動産のトラブル
賃貸不動産のトラブルで保険が使える可能性があるのは、次のようなケースです。
・火災によって賃貸不動産や家財が燃えてしまった
・落雷、風災、雪害などで賃貸不動産に損害が出た
・水道管の破裂など突発的な事故で不動産や家財に影響が出てしまった
・水漏れにより賃貸不動産に影響があった(上の階の水漏れで階下の部屋に損害があった、など)
・子供が賃貸不動産の家財(テレビなど)を壊してしまった
これは主に火災保険の対象になるケースです。
この他にも加入している保険の種類やトラブルの内容、契約内容などにより、補償の対象になる可能性があります。
補償の対象になるか迷う場合は、加入している保険会社に問い合わせるか、約款などを確認することをおすすめします。
また、火災保険など賃貸不動産の保険に加入するか迷っている場合は、賃貸不動産の管理会社などに相談してみると良いでしょう。
なお、賃貸不動産のトラブルで火災保険などが使えないのは、次のようなケースです。
・地震が原因の損害である
・経年劣化が原因のトラブルである
・保険の補償対象外である
たとえば火災保険に加入している場合、地震の損害は補償対象外になっています。
地震は不動産に関する保険の中でも地震保険の補償対象になっているからです。
経年劣化による損害は火災保険などの補償対象外になっていますので、注意してください。
火災保険など、不動産に関する保険にはそれぞれフォローできる範囲があります。
起こり得るトラブルに対して適切な保険を選ぶこと。
そして、フォロー範囲を把握して補い合うように保険に加入すること。
賃貸不動産のトラブルに保険を使うためには、これらのポイントが重要です。 -
3 最後に
賃貸不動産の管理において、トラブル対策は重要な問題です。
トラブル対策として保険への加入は有益な対策方法ですが、「保険料がかかる」「保険選びに困る」など、悩むポイントも少なくありません。
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当社は管理会社と仲介による不動産売却の専門業者、2つの視点でお客様にアドバイスしています。
「賃貸不動産として運用すべきか、それとも売却すべきか」「どのタイミングで賃貸不動産を売却すべきか」などのご相談にも対応可能なので、お困りの際はぜひご相談ください。