不動産の火災保険は加入しないとどうなるの?|札幌の不動産についてはケームラインにお任せください
2023.12.05不動産の保険に「火災保険」があります。 火災保険への加入は義務なのでしょうか。火災保険に加入しないとデメリットはあるのでしょうか。 不動産の保険である火災保険への加入の要否について不動産の専門業者が解説します。
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1 火災保険の加入は義務なのか?
不動産を所有していても火災保険への加入義務はありません。 そのため、不動産の火災保険に加入しないという選択も可能です。 ただ、不動産を所有しているなら、火災保険へ「加入しない」という選択をするのではなく、むしろ加入することをおすすめします。 なぜなら、火災保険への加入が必要になる場面があるからです。 ・賃貸不動産では火災保険への加入が必要になる 賃貸不動産を借りるときには「火災保険への加入」が条件になっていることが少なくありません。 火災保険への加入義務はありませんが、借りる条件として火災保険への加入が条件になっている以上、火災保険への加入が必要になります。 なお、火災保険を紹介してもらえることもありますが、紹介された火災保険に加入する必要はありません。 ご自身のニーズに合った火災保険に加入して問題ありません。 ・住宅ローンの利用でも火災保険への加入が必要になる 戸建て住宅の購入に住宅ローンを使う場合は、火災保険への加入が基本的な条件になっています。 火災保険の加入は義務ではなく、個人の判断で加入しないことも可能です。 しかしながら、火災保険に加入しないと住宅ローンを借りられない可能性が高いため注意が必要です。 住宅ローンのために火災保険に加入する場合も、ニーズに合った火災保険をご自身で選んで差し支えありません。
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2 加入しなかった場合のデメリットは?
不動産の火災保険には加入義務はありません。よって「加入しない」という判断も可能ですが、火災保険に加入しないことにはデメリットもあるため注意してください。 不動産の火災保険に加入しないことによるデメリットは次の通りです。 ・賃貸不動産への入居が難しくなる ・不動産のローンの利用が難しくなる ・不動産に損害が出たときに保険金を受け取れない すでにお話ししたように、賃貸不動産への入居や住宅ローンを借りる際に火災保険への加入が必要になります。 火災保険に加入しないと不動産関係のローンの利用や賃貸不動産への入居が難しくなりますので、注意が必要です。 この他に、火災や災害、突発的な事故など火災保険の補償対象になっている損害があったときに保険金を受け取れないというデメリットもあります。 不動産の損害を修繕するためにはまとまった資金が必要です。 保険金のサポートを受けられず、修繕費用などをすべてご自身で負担することになります。 不動産の「いざというときの備えがない」という点で、火災保険への未加入にはデメリットがあります。
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3 最後に
不動産の火災保険に加入義務があるわけではないため、「加入しない」という選択も可能です。 ただ、火災保険に加入しないことにより、不動産の賃貸やサービスの利用が難しくなることもあるため、よく考えて決める必要があります。 不動産のことで困ったこと、悩んでいることがあれば、不動産売買・賃貸管理・リフォームなど、幅広い事業に対応している当社・ケームラインへお気軽にご相談ください。